Rubicon/41


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$C5

爆撃によって自分の同僚が4人やられた時に旋回するホイールキャップ工場では、私のような者が搬入されて行きました。聞こえたのは最高額を払ったと言うこと。

その誰かは私と同じように一生懸命、興奮して働くことができました。

その誰かは私のように狂気じみていました。

ケイトに会いたい。

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$C5

ケイトは常に私よりある意味で賢かった。私よりも機転が利いた。私たち2人の手前に本をぽんと置いて、彼女がそうである前に、私は一日を学習し終えているでしょう。しかしながら、彼女はもっと思慮深かった。私は仕事に戻り、彼女と歩きながら「科学は孤独だということを教えてくれるべきだわ」と言われた。そこで、私はもぐもぐと質問した。別に彼女の答えはそのとき自分にとって重要な事でもない。だが、今は私にとって重要な事である。「そうする以外は、正当化する事もできないし、回避することもできない。それは、心の中で孤独に停滞している。理性とも信頼とも神とものように。」3日間ずっと走り続けて、以前君がなぜもっと緊密に聞くこともなかったのかと思うより多くの時間ができた。

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$C5

食事中の合間にする簡単な議論の中で、私はコードやニューロンについてもごもごと喋っていた。ケイトはヒトと機械の本質について喋った。私は彼女が狂っていると思ったし、彼女は私のことをバカだと思っていた。私たちの関係はとても遠いものになってしまった。「技術は記憶の退化をもたらしたのよ」と彼女は言った。私が「R-71の動作はひどいものだ」と言うと、「あなたってばかね」といわれた。「僕はバレロン(?)を集約したんだぞ」と僕は反論した。

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$C5君は3日連続で走り回ったわけだが、君はもしかしたら今まで駆け抜けてきたところが本物の世界のものかどうか気にしたほうがいいかも知れない。あのラボは実在していなかったのだ。当然やったことも無駄だ。全ては逃げ口上だったんだ。「あなたは物事を考えようとしないのはなぜかしら?」ケイトは私にそう言った。私は「考えることは苦痛なんだ。もし君が自殺するのをやめないのならばね。」と言ってやった。

すぐ後に私は考えることを止めた。黒いコートに包まれた男が三人反対側の大きな黒い机から私をじっと見つめていた。ケイトは彼らの傍に立っていた。「信条を示してみなさい」と、真ん中の男が喋った。私が辞める事を決意したのはまさにそのときだった。続けることはさぞ楽だろう。それは普通の行動でも、やる気のない行動でもない。変化こそが痛みだったのだ。

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Last Modified: 2021-11-02 11:12:23