Backup of Infinity (5) Back


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[[シナリオ紹介]]

*Marathon Infinity [#lf8987d9]
infinity:マラソンよ、永遠に

君は、プフォールに奪い取られたコロニー船マラソンを奪回し、伝説のスフト第11氏族と彼らの古代AIソスを蘇らせ、タウ・セティの生存者を救助して、プフォールの地球侵略を阻止した。

君は、凶暴化したマラソンのAI、デュランダルに操られる結果となったのであるが、これからもデュランダルの行動は予想がつかない。最後にデュランダルを見かけたのは、彼が新たにプフォールから奪い取って命名し直した宇宙船で、仲間のスフトと共に銀河系への旅に出発するところであった。

デュランダルは評判通り、多くの謎を包んだまま((ヒント:デュランダルはダースベーダーではないので、ダークフォースに入り父と一緒に宇宙を支配することは無いのだ。申し訳ないが))である。

Marathon Infinityでの現実は、流動的で絶えず様変わりしていることに気づくだろう。心地よい地球のような環境から有毒な大気圏、無重力領域、高放射能域へ。テレポートするたびに、その先に待ちかまえる物理現象は変化する。そして、絶えず変化する支配権力のもとでは、敵味方の区別さえ無意味となる。

ついに多くの謎が解き明かされる。壮大な物語の中での君の役割。そして、多くの登場人物やその主ぞじゅの運命がどのように絡み合っているのか。

君はすでにマラソンの世界を知り尽くしているかもしれない。だが、現実は常に流転しているのだ。Marathon Infinityでは君が現実を設定することができる。Marathon Infinityには、君自身のマラソンを作れるように道具が一式そろっている。スピード感あふれるネットワークアリーナや、複数面のシナリオマップなど、無限に君の現実を展開させる用意はできている。

楽しんでくれ。

*序章 [#u97ff1d7]
ロウォン最高司令部への報告


プフォール最高司令官へ交信中
ロウォン最高司令官ティフィア発


ロウォンでの戦いは、デュランダルを捕らえタウ・セティ以来の脅威に終止符を打つという当初の計画どおり事が運んだかのように思われた。ドリノイルの反乱の時に使った様に今回もタリ ジームを使い、恒星を新星の状態にし、我々の手に負えないものを根絶する作戦をとった。

戦いでは制御できないものは滅ぼすのが定石である。我々プフォール軍はこの日まで戦いに破れたことはなく、立ちはだかる敵は全て葬り去ってきた。

しかし、我が軍の絶滅が揺るぎ無い現実となろうとしている今、私はプフォール軍・軍事最高司令部に警告する。この危機は我々が恐れていたタウ・セティに由来するものではなく、全宇宙を支配できる者にしか防げないほどの破壊力を持つ何者かから来ている。


現在に至るまでのロウォンでの戦闘経過を報告する。

デュランダルは、我々が仕掛けた罠に、計画通りにはまった。実際は、ロウォン惑星系の外側に隠れていたのだが、我々がまだ遠くにいるとデュランダルに思い込ませて、デュランダルが要塞艦隊の監視船を派遣するのを静かに見守り、この艦隊から得たデータを使って、以前に奪われた我々の偵察艦にデュランダルが加えた修正を探り出すことができたのだ。

いざ、罠にかかると敵はそれを予期していたかのようであったが、我々は狙いを定めなおして、宇宙船を取り囲み、機能不全にすることに成功した。敵はロウォン惑星系縁辺の小惑星帯にある未確認のステーションに退却している。(もちろん、しかるべき将校らについては実施要項に基づき処分が決定され施行された。)


デュランダルは破壊されずにいるが、脱出は不可能である。この偶発的事態は全体的な戦略に織り込まれた。我々のとった作戦は、許容できる範囲の中で進んでいた。

そこで、私はタリ・ジームの使用命令を出した。

すると、敵は即座に『ロウォンの太陽奥深くには古代の混沌と破壊を司るものが封じ込められている』と言ったとんでもない警告を交信してきた。もちろん、その時点で情けは無用である。全スフトの夢と希望を砕くときが来たのだ。

私は軍を安全な位置まで待避させ、勝利の瞬間が来るのを待っていた。だがその後はこの報告書の冒頭で述べたように、第7戦闘グループ西艦隊の壊滅という結果になったのである。

新星化は、時間通りに始まり、我々の勝利が確定したかのように思われた。しかし、艦隊は悲惨なほどの統制の乱れと共に隊列を崩し、全軍が散り散りに撤退する結果となってしまった。全師団から同様の報告が入り始めた。太陽の半分が新星化していたが、残りの半分は計測不能で、まるで宇宙が自分の法則を忘れたかのようだった。

現在の状況は私にもわからないが、ただこの報告が我々を取り巻く無いものかを通り抜け、そちらになんとかたどり着くことを祈るばかりだ、私は軍の司令官に「各自の判断で攻撃するように」との指令を出しているが、我々の武器では何の手応えもない。私からはデュランダルの以下のような警告以外に報告できるものは何もない。

「以前は宇宙船マラソンからお前たちの愚かな行動を勝者の目で見てきた。今は敗者の目から見ている。お前たちの無知によって引き起こされた恐怖が銀河系を全滅させるのも運命かもしれない。」


<交信終了>
<交信受諾>

*勝利の代償 [#xa35be8b]
スタブ

*Prologue:プロローグ(前説) [#ncdd00cc]
>最悪の事態である。(ターミナルでDurandalより)
恐れていたことが起きました。Marathon2終盤で窮地に追いやられたプフォール軍は事態の打開のために禁じられていた超兵器「タリジーム」を使用することにしたのです。

 上で説明したようにその破壊力は凄まじく、あのティコでさえプフォールが使わないように根回しをしたほどです。その兵器は今使用され、新たな脅威をもたらしました。

混沌です。

タリジームで新星と化した太陽が爆発すると同時に中から描写のできない、生物を超越した「何か」が飛び出してきました。

その勢いはとどまることを知らないかのように宇宙を広がり、無敵だと信じていたDurandalでさえ死を覚悟します。

そのとき、あなたは見たことも無いステーションにいました。Durandalの弱気なメッセージが映る中、他のターミナルであなたは妙な格好をした「何者か」が自分を導いているのを感じました。

>自分を見いだせ
>逆行を始めながら

三角の帽子をかぶったような「何者か」はそういいながら、プレイヤーを時空の向こうへとテレポートしました…

 …ここまでがInfinityのプロローグです。今回は丸々一つの面を設け、あなたをストーリーの深くまで導入しています。混沌に支配されつつある中、突如現れた「何者か」によって、あなたの時空を超えた旅が始まります。

*Despair:絶望 [#md1b858f]
 妙な感覚を覚えたあなたは、次に気づいたときには身包みを剥がされ、エネルギーも底をついた状態で目を覚まします。周りにファイターがいてあなたは身構えるでしょうが、それらは素通りして味方であり、上司であるはずのエンフォーサーを攻撃しています。何があったのでしょうか。
 ターミナルであなたは現在ティコの奴隷兵員に成り下がった状態であることを知らされました。いつのまに捕まったのか、Durandalはどうなったのか。

そもそもなぜティコが生きているのか?

 Marathon2 DurandalでティコはDurandalとカー族の反撃に遭い撃沈され破壊されたはず…。
 あのステーションで初めて出会った「何者か」(註:後にスブースと名づけられた)は何か時空を超越した生命体なのかもしれない。それによってあなたはティコがかつて生きていた時代に飛ばされたのだろうか。(註:「あのステーション」はジャロステーションと呼ばれ、ジャイロ(スフトを作り、部活した民であり、その文明はプフォールと人間の文明の祖であったとさえ言われている)の技術でできているらしい)

 ティコが今対峙しているのはDurandalでも人間でもない。単なる派閥争いです。内部での勢力を伸ばすため、目の上のたんこぶである、ある宇宙船の艦長をそれらしい理由を付けて処刑するために暴動を起こしていると、ティコはあなたに言います。

 あなたは選択の余地もなく奴隷兵員として戦います。結果として艦長は宇宙空間外へ放り出されます。ティコは高位なる将軍ティフィア(註:M2のターミナルで出会ったことがあるはずです。)に気に入られ、昇級を果たし、大きな権力を得ることになりました。

 その後の活動中に、Durandalの命に従いスフトのAIを探索している人間たちに出くわします。あなたは不本意ながら、自分に向けて撃ってくる彼らと対決することになりました。

 人間たちを蹴散らし、スフトのAIへのアクセスを勝ち取ったティコは続いて、近づいてくるDurandalを罠にかけ、強襲をかけようとしています。これからあなたはどうなってしまうのでしょうか…?

(註:「絶望」の章はここまで。ElectoricSheepとその次の面において、時空を旅している状態を演出で表しています。さて、この章でを過ごすことで何か変わったのでしょうか。あるとすれば、プレイヤーの手助けによってティコの艦長への造反とその成功だと思います。M2の流れではこれに失敗したのではないでしょうか。成功したことによりティコの権力が増大し、スフトのAIに対するアクセスが大きくなった。そのことが後に影響してくるのだと思います。)
(註の註:この註での論議はHogePiyoの勝手な推測です。議論はよそですべきであれば言ってください。)

*Rage:激戦(激怒の誤訳?) [#f28735ff]

ティコの勢力を拡大することには成功しましたが、残念ながらタリジームの発射を止めるまでには行かなかったようです。(オプションレベル28)

そこであなたはDurandalの元へもどされます。ただしどうやらロウォンの調査の前のようです。Durandalは以前より早くスフトのAIの存在を突き止めたようです。そこで君はそのAIについて調査し、ついに起動させることができました。しかし残念ながらそのAIは人類やDurandalに協力しようとしません。やはりM2の通りにスフトAIとDurandalは相容れない存在なのでしょうか?タリジームは発射され、結局この作戦も失敗に終わります。(オプションレベル29)。

気がつくと再びTychoの元にいます。どうやら第七艦隊が到着し、Durandalはまもなく破壊されようとしています。今度は何をすればいいのでしょうか?。そしてついにDurandalの最後が近づいています。以前とは異なり、今回はTychoがDurandalを破壊しようとしています。しかしあなたをここへ送った主は別の考えを持っていたようです。あなたはDurandalのチップを密かに回収し、Tychoとプフォールの目をごまかしました。
もちろん、これでDurandalの機能は止まったわけですが、あなたはこれから何をすればいいのでしょうか?そして最後にその主は言います。「新しい道を探すのだ。」

*Envy:嫉妬 [#bda05708]

もちろんこれで解決したわけではありません。(オプションレベル30)。これからが大切です。

どうやらTychoのたくらみはばれてしまい、君とTychoは幽閉の立場に置かれてしまいました。このままでは以前の君の行動が無駄になってしまいます。そこでまずはTychoを解放させます。その後はティフィアの奴隷としてこの星の残りの人類を捕虜にする作戦を行わせられます。それが終わるとあなたは主によって救出され、何とか逃げながら、ある遺跡へと飛ばされました。そこにはあるAIが眠っています。それを起動させます。しかしそれだけではダメなようです。ここにはチップがあります。もしや...?あなたはチップをAIのパネルに挿してみました。すると主が再び話しかけます。「いにしえの者が甦る」。カーが復活します。そしてそれだけではありません。このAIはこうなったときの対処法を知っていました。彼(?)はあなたを古代ジャロの宇宙ステーションへと転送し、それを起動させようとします。そして成功し、今度こそ本当にワークンカクンターの解放を防ぐことができました。

余談:この三つのチャプター名、どっかで聞き覚えはないかな?実はAIの凶暴化の3つの段階を表現している。これはどういう意味なのか?
もしかしたらスブース(この物語の事実上の語り主)の凶暴化を表しているのか?さらにこのチャプター名とラストステージのレベル名を組み合わせると

>Despair
>Rage
>Envy
>Aye
>Mak
>Sicur

となて「DREAMS」と読める。

*Secret Levels [#i786e870]
Robot World Arena:プフォールの捨てられた訓練場。実質的なサービスステージ [#ndbc17f1]
Two for the Price of One:???。実質的なサービスステージ
Aie Mak Sicur:最終ステージと同じ場所だが使い物にならない。歴史が変わったことを演出するステージ
Caroll Street Station:上に同じ。スブースが語りかけている。真空な事に注意
You're Wormfood, Dude:やはり同じ。悪化しているような気がするが気のせい

*VidMaster Challenge [#n4f96cd2]
スタブ

*宇宙の終焉と新たなる世界へ… [#c206a608]
//その後稼動を開始したステーションの力により、タリジームによって引き起こされかけた新星化と星の爆発、そしてワークンカクンターの解放は阻止された。

//デュランダルは転生し、今スブースと一つになっている。その力は時空をも超越し、あなたをさらに別の世界へといざなった。

//しかし、完璧と思われたスブースたちにも限界はあった。はるかなる遠くの未来に訪れる宇宙の終焉の前にスブースたちは息絶えるしかない。しかしあなたはちがう。言葉通り神となったあなたはその終焉さえも乗り越え、次に訪れる新たな世界へと旅立っていくのだ。

//(Miha氏著:「Marathon Infinityを永遠に楽しもう!」より。少々書き下しあり。)

// これでMarathon3部作すべてが完結しました。多くの謎が解決すると同時に新たな謎も出てきました。スブースは結局何者だったのか、ワークンカクンターが現れたらどうなっていたか…。などなど、それらの話は私たちプレイヤーが想像を沸き起こし、サードパーティマップやシナリオでまた別の解釈に出会ったりすることで解決したり納得していったりするでしょう。

>HogePiyoがこのコーナーに加筆しています。全文が完成したらコメントをはずします。

2005/05/24 @Soldier 編集用の雛形作成
2005/08/19 HogePiyo 前説、絶望、終焉に加筆。終焉は先に出されても困ると思うのでコメントアウトしています。
2007/12/18 Pfhore 残りを書いてみた。スブースの言葉はわかりにくくて困る